
五島列島産のタチウオです。
切り身は良く見かけますが、どうしても捌きたかったので
思い切って丸々一尾買っちゃいましたが
家のまな板に載せるとデカイですね〜。1m以上はあります。
それではサット洗って頭を落とし…?
魚屋さんから教わった捌き方を思い出しながら
背びれの両脇にそって浅く切り込みを入れ、
尾側から背びれを包丁で押さえ、もう片方の手で身を
引っ張るように剥がしていきます。
ビリビリと面白いように背びれが剥がれていきます。
背びれが取れればこっちのもんです、
頭の方を焼き物用に2切れ用意したら
後は「でか過ぎるサンマ?」を捌く要領で3枚に下ろします。

■タチウオの炙り〆
三枚に下ろした身にさっと塩をふり
5分ほど酢で〆、網の上で炙ってすぐ氷水で冷やしました。
柔らかな白身の身にジュワ〜と甘い皮の脂が口に広がり
これは旨い!

■タチウオの柚子ポン和え
刺身に切り、酢で洗い器に盛ります。
柚子ポン酢と柚子唐辛子をかけ、柚子皮の繊切りを
盛ります。

■タチウオの塩焼き

■タチウオの柚子味噌焼き
腹の中と表面に柚子味噌を塗り網の上で焼くだけです。
タチウオの脂と味噌が良く合いますよ。

■タチウオのお吸い物
何時ものように最後の〆はアラでだしを取ったお吸い物です。
アラと卵に塩を振り暫く置いておきます。
アラと卵の塩を水で洗いざるに上げ水気を切り、
熱湯にくぐらせ霜降りしてから流水で血などの汚れを
きれいに洗い取ります。
鍋に水と出し昆布を入れ火をつけます。
沸騰直前に出し昆布を取り出しアラを入れ、
10分ほど煮て出汁を取ります。
最後に卵を入れさっと熱を入れます。
今回も味付けは薄く塩だけ。
椀に注いで白髪ネギをのせ柚子唐辛子をふり…
「いっただきま〜す」