
ムール貝は束子で擦り、汚れを落とします。
足糸とよばれる麻糸のようなひげ(?)を
上下左右に振りながら引き抜き、ザルに上げておきます。

■ムール貝のワイン蒸し
鍋(フライパン)に油、みじん切りしたニンニクを
入れ、焦がさぬように弱火でいためます。
充分油にニンニクの香りが移ったら
火を強め、ムール貝、白ワインを入れ蓋をして蒸します。
貝が開いたら軽く塩コショウをしてタップリのバターを
加え、鍋を振り、一煮立ちさせれば出来上がりです。
ムール貝を皿に盛り、煮汁をかけまわし、粗くみじん切りした
パセリを振ります。
それではワインを片手に…
「いっただきま〜す!」

■鯛の鯛
鯛の鯛と呼ばれる骨を束子で良く洗い乾燥させ、甲色になったところでマニキュアを塗りました。早速財布に入れて幸運を待ちます…。
待ってます、昔から…。
ず〜っと。
カマの中のエラに近い部分にある骨の形が、ちょうど魚のような形をしていることから、「鯛の鯛」と呼んで珍重されているのをご存知ですか。江戸時代の書物の中でも「鯛中鯛」として縁起物として紹介されています。その骨は、しっかりと身に食い込んでいるため、身がほろりとはずれる煮魚から取り出すのが簡単とされます。きれいに掃除をし、よく水洗いしてとっておくと、いつのまにかべっこう色に変化します。紙に包んでお財布に入れておくとお金持ちに、箪笥にしまっておけば衣装持ちになれるとか。昨今では、マニキュアでコーティングして保存する人も。
きれいねネットより